ヤビツ峠ダウンヒル・丹沢主稜縦走
今回は、丹沢の一般的な登山道の中で最もタフなルートの一つである丹沢主脈を歩きます。
焼山からヤビツ峠に向かって歩きました。
焼山へのアクセスがあまりよくないため(というより裏丹沢は総じてアクセスが悪い)、自転車をつかって登山口までアプローチしました。
朝の5時頃、ヤビツ峠に到着。
ヤビツ峠からさらに進んだところにある菩薩峠に車を駐めます。
日もまだ昇らぬうちに、自転車を組み立て、5時半頃に出発。長い一日の始まりです。
菩薩峠を出て宮ヶ瀬湖方面へ向かいます。
路面はそこそこきれいで、このときは凍結などもしていなかったため、安心してダウンヒルを楽しめました。
宮ヶ瀬湖を抜けたら道志のみちを進みます。道志のみちは山中湖まで続いていて、バイクや自転車がとても多いです。
道志のみちの途中に焼山登山口へと続く林道があります。
林道を進むと焼山への登山口があります。
近くに自転車をデポさせていただきました。
長い山行の始まりです。
自転車で溜まった乳酸&先を急いでいてペース配分がうまくできなかったせいで、この焼山々頂までの区間がほんとうに辛かった。。
道自体は歩きやすいです。
焼山々頂には展望塔があり、市街地から丹沢主稜方面にかけて綺麗な景色が望めます。
焼山の次は姫次へと向かいます。
途中、黍殻山があるのですが山頂へは行かず巻道を通りました。5分ほどしか変わらないので黍殻山々頂もいけばよかったかも。
途中に東海自然歩道の最高地点あり。
そこで軽めの昼食を食べます。コロッケパンとかぼちゃのスープ。もう何度も心を折られてたので休憩しないとやってけません。
なんでこんなに辛かったんだろうか。。
いまでも疑問です。。。
姫次からは富士山が見えます。
姫次を抜けて向かうは蛭ヶ岳。丹沢山塊でもっとも標高の高い山です。そこから、丹沢山、塔ノ岳へと連なります。
途中で犬を連れたハイカーがいました。
とてもよくしつけられた犬で、飼い主の言うことをちゃんと聞いて指示を守って山を登っていてとても微笑ましかったですね。羨ましいです。
長い階段を抜けるともうすぐ蛭ヶ岳山頂です。ちなみに階段からの景色は◎
残念ながら蛭ヶ岳についた頃にはガスっていて景色は見れなかったです。
丹沢までのコースタイムを確認してすぐさま進みます。
噂には聞いていましたが、ほんとうにこの道はぐちゃぐちゃにぬかるんでいます。
ぬかるみを避けて通るハイカーもいるため、トレイルの崩壊がひどいです。
トレイル整備などのボランティア活動があれば参加したいのですが。。
鬼ヶ岩からの絶景もみることができず。。
晴れてはいたんですけどね。。残念です。
そうこうしているうちに丹沢山に到着しました。
丹沢唯一の百名山です。
みやま山荘はとてもよい山小屋みたいですね。
機会があれば泊まってみたいです。
ここで缶のコーラを飲みました。山で飲むコーラはうまい!!
そして塔ノ岳へと進みます。
登り返しがきつい。
1時間ほど歩くと塔ノ岳に到着です。いつ来ても人が多い。。
日没も迫っていたため早々に山頂をあとにします。
一般的には大倉へ降りる人が多いです。バスの本数が多いため。また登り返すことがないため、体力的にも楽です。
ヤビツ峠へと降りるルートはバスの本数も少なく、三ノ塔を経由するため、かなりタフなルートとなります。
ヤビツ峠へと降りる際は、終バスの時間を確認しておきましょう。
木ノ又小屋の前のテーブルで遅めの昼食をとりました。
下山に向けて集中を保つためにも。。
今日一番綺麗な景色でした。
長い一日も終わりを迎えようとしています。
二ノ塔付近で鹿に出会いました。
この時間帯でもトレイルに現れるんですね。
おしりがかわいいです。
ヤマビルの生息域を広げる原因でもあります。
どうすれば人と自然は共存できるのでしょうか。。
16時半過ぎ、菩薩峠まで降りてきました。長かった。。
車に乗り、焼山登山口まで自転車を回収しに行き、本日の山行は終了となります。
自転車+登山は体力的にかなり辛かったです。初めてのことだったので。
場数をこなせば、楽になるんでしょうか。
また良いルートが見つかれば挑戦してみます。
【距離】47km
【獲得標高】2650m
【コースタイム】菩薩峠(5:44)→宮ヶ瀬湖(6:20)→焼山登山口(7:05)→焼山山頂(8:20)→姫次(10:10)→蛭ヶ岳(11:20)→丹沢山(12:50)→塔ノ岳(13:40)→三ノ塔(15:50)→菩薩峠(16:40)